□ BOB CATLEY/SPIRIT OF MAN 
 
ボブカトレイの5th。前作は、WHEN EMPIRES BURNは、素晴らしいメロハであった。まるで、FAIR WARNINGのような哀愁のメロハであった。THE TOWERは、今一私にはfitしなかったが、前作はSTRIKEZONEのど真ん中だった。そうしたこともあり、本作に対する期待は大きかった。1曲目は、らしからぬ少しハード目のナンバーで面食らったが、2曲目からはいかにもボブカトレイという感じである。どの曲もそれなりにメロハなのだが、今一胸にしみいるというか心に残る曲がない。及第点のナンバーが続くが名曲という感じの物がないのが印象を落としている。92点
 
□ HOUSE OF LORDS/WORLD UPSIDE DOWN
 ハウスオブローズ、復活第2弾。彼らの作品は、2枚聴いたかな。サハラとデズモンズ・ダウン。正直言って、今一であった。何と言っても、グレッグジェフリア在籍のバンドということで、ジェフリアのようなキラキラキーボード系のメロハを期待したがちょっと違った。ただ、ジェイムスクリスチャンというVOさんは、非常にいい歌唱を聴かせてくれていた。近縁、彼のソロアルバム(1stソロも)が出てきいたが素晴らしかった。今作は、ジェフリアの復活作でもあり、内容的に私のイメージを覆すだけの素晴らしい出来である。まさに、メロハの名盤に相応しい内容となっている。ジェフリアのキーボードインストから始まり、ミドルテンポの曲、バラード、スピードチューンがおり混ざる聴き応えのある作品である。2、4,6,8,10,12曲目と不思議に偶数番号の曲がいい。奇数番号の曲も悪くはないが、私の好みが偶数番号になっている。ただし、ボートラの14は?かな。13曲目で終わった方がいいような。95点